災害時は、まず第一に水!次にエネルギーの確保!を
「水について」
害でライフラインが障害を受けると、水のない不自由な生活を強いられます。生きるためには、まず水分を最優先にとりましょう。
水分が不足すると、脱水症・心筋梗塞や脳梗塞などの慢性疾患・エコノミークラス症候群・便秘などが起こりやすくなります。
また、災害時は食事の量が少ないので、食事からの水分摂取が想像以上に減ってしまいます。飲料水の量も限られ、水分補給が少なくなりがち。水分は積極的にとりましょう。飲料水は成人で一人一日2リットル目安です(疾患により水分の制限がある方は医師の指示に従ってください)。
「食事について」
災害直後は、エネルギーをしっかりとりましょう。暑さや寒さに負けない体力をつけるために、食べてエネルギーを補給しましょう。
非常災害時は、1日の食事回数も、1回の食事量も少なくなります。おにぎり・パン・カップ麺などの炭水化物に偏り、たんぱく質やビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCなどの大切な栄養素がとりにくくなります。
非常食を備蓄する際、栄養バランスを考えることも大切です。
「備蓄アドバイス」
・食べ慣れた食品
・ビタミン強化米や玄米、七分つき米
・魚や肉の缶詰、レトルト食品
・野菜や果物のジュース
・ビタミンやミネラルが強化された食品(ふりかけ、飲料、菓子など)
・栄養機能食品、栄養ドリンク
・カセットコンロ、調理器具など