病院で医師から「〇〇検査をしましょう。」と言われた時、何のためにするの?それで何がわかるの?と思った事はありませんか?
そこで今回から、検査についてシリーズでご紹介していきたいと思います。
第一回目は心電図検査です。
【心電図検査とは】
心臓の筋肉が全身に血液を循環させる時、微弱な電気が発生します。
これを心電計で波形にしたものが心電図です。
心臓に関する検査の中では、比較的簡単に行うことが出来るので、健康診断などにも用いられます。
安全で痛みのない検査です。
【検査方法】
ベッドに仰向けになり、安静な状態で行います。
胸に吸盤状の電極、両手両足首にクリップ状の電極をつけます。
検査時間は2~3分程度です。
【検査によってわかること】
脈の乱れ(不整脈)や、心臓の筋肉の状態(心肥大・狭心症・心筋梗塞)などがわかります。
【所見ありといわれたら】
さらに詳しい検査を行い、病気の診断、治療方法、予後の判定をします。
また、異常波形が出た場合でも、経過観察だけですむこともあります。
まずは、専門科の受診をお勧めします。
※検査について疑問に思ったことがございましたら、お気軽に医師にお尋ねください。